九州・山口など地域に密着し、総合食品商社としてあらゆる食品の業務用卸、
そして宅配ピザ「ピザ・クック」も運営している岩田産業グループ。
従業員数1100人、年商規模では235億円、大きな規模でビジネス展開をしています。(2011年5月時点)
岩田屋産業グループ岩田陽男社長に創業のお話を伺いました。
18歳の時に商売人になると決めた社長は、兄と一緒に、
昭和46年の4月3日に、事務所兼倉庫を借り創業。
独立当初は中州を中心にカクテル材料(飲料)を扱っていた。
当然取引先は夜に営業する店が中心。それでは限られた時間でしか商売できない。
なので取引先を他店に譲り、夜から昼にシフトチェンジした。
缶詰や調味料とか取扱商品をニーズに合わせて増やしていった。
昭和48年のオイルショック。
品物が豊富に手に入る環境作りを創業者がやってくれていたおかげで、商品を切らさずに提供できた。
それが信頼を生み、新規開発も進み、そこから売り上げはほぼ毎年前年比をクリアしている。
初期の頃の顧客開発は、
「天神地区をとろう!」と決め、店選びをせず店があったらとにかく飛び込んだ。
そこに店があるから行く。
そうすると自然といろんな業態のお店に営業に行くことになり、
和食洋食中華…自然とそこで使う商品の仕入れルートを見つけて広がってきた。
店選びをしていたら引っ込み思案になって、どうしようかと迷いだす。
全部に行くと思ったら迷いもないし、恐怖感もない。失うものは何もない。
挨拶は公平平等に店のかた全員に声をかけることを心掛けた。
少しづつでも理解してもらえるように努力していった。(→「ピザクックの危機」に続く。)
社長が語る会社の創業時の熱い想い、歴史。
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株式会社カウテレビジョン
カウテレビジョンは2004年企業専門の映像制作会社として創業。インターネットTV局という客観的なメディアをもち、企業の主観による情報発信ではなく”客観的な情報発信”をお手伝いすることを主眼に、報道ドキュメンタリーの形式による取材を心がけています。
◎インタビュアー:高橋康徳
元テレビ西日本(フジテレビ系)報道記者。911テロ取材をきっかけに独立を決意。
ニュース・ドキュメント番組の制作実績4500本。世界で活躍する日本人経営者をインタビューし、インターネットテレビ局で配信している。