チョコレートショップは、福岡市博多区綱場町にある、
博多で愛され続けるチョコレート専門店です。
「九州一お客が集まる洋菓子店」の歴史と成長の秘密を
2代目佐野隆社長に伺います。
「当時、年商2500~3000万くらいだった」
親がいたころは嫌々後を継いでやったそういう意識、だから自分の気持ちがお客様に対して向いていない。
商品に対しても、店は交差点の真ん中だし、すべて売り上げが悪いのは僕のせいではない
周りのせい、親のせい、場所のせいすべて人のせいばっかりにしていた。
その中でおやじおふくろを続けて亡くした。
34歳の頃だった。
それまで支払いもしたことがなかった。親が全部やっていた。
いつも給料くれしか言わなかった。
年商3000万くらいの中で、給料を親はほとんど取っていなかったとその時はじめて気が付いた。
全ての苦労が親が亡くなった時に初めて支払いの大切さ、お客様の大切さ、
お客様が一所懸命ショーケースを見ていくしぐさ、
美味しいものを買いたい、どれにしよう、こういうのを子どもに買ってあげたい、
いろんな思いをショーケースをのぞいてるお客様から感じた。
その時、自分は小さい人間だなと、何もわかっていなかったと、
すべて人のせい、親のせいにしてこんな家の生まれたから、ずっと貧乏しとかんといかんとか・・・
でもお客様が一所懸命ショーケースを見ていく姿を2か月間見続けた時、
これは自分がチャンネルを持たなければいけない。
お客様をもっと満足させてもっと喜ばせて帰れるような店にしていきたい。
両親が死にもの狂いで何十年も売れないチョコレート屋をずっと続けてきて
一番苦しかったのは親父お袋だっただろうなと感じた。
その(苦しんでいる)姿を決して見せなかった。だから僕は生きているときは何もわからなかった。
親の死後ようやく悟った。
「両親の為にこのチョコレートショップを沢山のお客さんに来ていただくような店にしていきたい」
常に親父が言っていた「魂を入れろ」その意味がようやく理解でき始めた時、
本当にお店が、自分が変わっていった。
「ふくやに学んだおもてなしの心」に続く。
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株式会社カウテレビジョン
カウテレビジョンは2004年企業専門の映像制作会社として創業。インターネットTV局という客観的なメディアをもち、企業の主観による情報発信ではなく”客観的な情報発信”をお手伝いすることを主眼に、報道ドキュメンタリーの形式による取材を心がけています。
◎インタビュアー:高橋康徳
元テレビ西日本(フジテレビ系)報道記者。911テロ取材をきっかけに独立を決意。
ニュース・ドキュメント番組の制作実績4500本。世界で活躍する日本人経営者をインタビューし、インターネットテレビ局で配信中。