企業密着ドキュメント(採用向け)
仕事の価値や働く意味が学生に伝わりやすい
取材を受けた社員が事業の方向性を理解しているのが伝わってきた
株式会社大賀薬局様
薬剤師を取り巻く環境が厳しさを増している中、調剤業務に加えてドラッグストアや在宅医療など、次々と活躍のフィールドを広げている企業です。
日本で働く薬剤師の数は、およそ29万人。今、薬剤師には新しい「在り方」が求められようとしています。40兆円を超える国家医療費、年間475億円とも言われる、飲まれないままの残薬問題、そして、調剤報酬の改定など、薬剤師を取り巻く環境は厳しさを増しています。そうした中、薬剤師の未来の姿を描こうと奮闘している企業が福岡にあります。従業員数およそ1000名、そのうち、薬剤師が350名以上在籍しており、その全員が、福岡市を中心とした九州各地の84店舗で働いています。創業1902年。100年以上にわたって地域に密着してきた会社であり、年商は200億円を超えています。今回のカウテレビ企業密着ドキュメントでは、調剤業務に加えて、ドラッグストアや在宅医療など、次々と薬剤師の活躍のフィールドを広げている大賀薬局に潜入し、薬剤師たちの多様な働きぶりを取材します。詳細は映像にて。
仕事の価値や働く意味が学生に伝わりやすい
株式会社大賀薬局 大賀崇浩 社長
◆カウテレビの映像を導入して
大賀副社長・採用担当 秀島様 動画を二本作ってもらいました。すごく良いものが出来たと思っています。特に薬剤師採用では学生さんが企業を選ぶ基準が高いので難しく、動画によって当社の特色を出せたのが良かったです。当社は学生さんに「女性が多い」という印象を持たれることが多いため、男子学生の採用が課題でした。今回の動画で「大賀薬局ならではの活動」や「在宅医療の取り組み」が表現できて、チャレンジできる環境を伝えられました。取材を受けた社員が事業の方向性を理解しているのが伝わってきました。私の考えとズレが無かったことに驚きました。「よくこういう話をしてくれたな」と。カウさんが共に理解を進めながら取材をしてくれた結果だと思います。
今までの採用活動は、担当者が自分の担当外の事業も説明していたので学生さんにも伝わりづらかった。本当に伝えるべきことは、社員がどうなのか?働いた先にどんな人生があるか?どんな人間になれるか?といった点を想像してもらうことです。あの動画を見ていると、実際に自分が働いているような気分になるのではないでしょうか。一方的に説明を押し付けない。また、動画自体が「社会課題」という切り口で始まり、それを解決するために当社が行っていること、という流れで入っていくので、仕事の価値や社会貢献性、働く意味などが学生さんに伝わりやすいと思います。
◆映像の副次的効果
採用に限らず、社員同士の理解浸透にも役立っています。ドラッグストア事業の社員が、調剤の仕事内容を見た時に「調剤ってこんな仕事をしているんだ」と言っていました。ウチの会社がどんな考えを持ち、どんな方向に向かっているのかをあの動画を見ることで分かった社員もいるので、そういう意味でも良かったです。
◆費用に関して
制作費に関しては安くはないと思いますが、その後の情報提供や、弊社の活用次第で10倍にも100倍にも広がるものだと思います。人の価値はお金ではないですが、人材戦略の良いリソースになると感じています。
- ・取材を受けた社員が事業の方向性を理解しているのが伝わってきた
- ・動画が「社会課題解決」というニュース性ある切り口なのがよかった
- ・社員同士の理解浸透にも役立っている
川上尚子
企画部・ディレクター
「薬剤師だが、薬剤師だけで終わりたくない。」
在宅医療部を率いる杉本部長の言葉です。「薬剤師の未来形に挑む」という番組のタイトルを象徴する一言でした。新しいことに次々と挑戦している社員さんも、子育てをしながら働くママさん薬剤師さんも、それぞれの場所で生き生きと働かれていました。取材を通して、一人の社会人として、刺激を頂くことができました。
- 取材協力:
- 株式会社大賀薬局様
- 企画構成 : 自覚拓道
- 取材調整 : 川上尚子
- 撮影編集 : 後庵光貴
- 音響MA : 内村桜子
年間150本以上の番組を制作しております。(2012年度実績)