その他ドキュメント映像
「会社のありのままの姿」が伝わった
会社として大事にしていること、譲れないもの、想いが伝わった
株式会社アキラ水産
株式会社アキラ水産は、福岡市中央区に本社を構える、九州NO.1の鮮魚仲卸企業です。従業員数40名で年商およそ60億。グループ会社に、コウトク水産、安部水産、一心、そしてアキラトータルプランニングの4つがあります。グループ全体で従業員数およそ100名、年商100億円を売り上げる企業グループです。
午前3時。福岡市長浜の鮮魚市場に、威勢のいいセリの声と熱気があふれます。この鮮魚市場で、ひときわ存在感を放つ会社があります。それが、九州の水産業をけん引する一大企業グループ、株式会社アキラ水産です。アキラ水産と安部社長は、福博の街の功労者として知られています。700年以上続く博多の夏の風物詩祇園山笠で、3度の台上がりを務めるなど、今や福岡の政財界では知らぬ者のいない存在です。しかし、その生い立ちと今日までの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。今回の企業密着ドキュメントでは、九州の水産業界をけん引する、アキラ水産に密着し、その歴史と企業の姿に迫ります。
「会社のありのままの姿」が伝わった
株式会社アキラ水産 取締役副社長・上田浩祐様 部長・太田諒介様
◆映像を導入した感想
上田副社長・太田さん
アキラ水産の「経営者の氏素性」「会社の歴史」「現在と未来」という3つのパートで映像を作りました。会社の歴史もよく調べてくれていました。安部社長は普段こうした会社の制作物にとても厳しい人なので、一発OKが出ることは少ないですが、今回は「ほぼ一発」でOKが出ました。
◆他の制作会社との違い
実はカウテレビジョンの取材の数週間前に他のテレビ局が取材に来ていました。その時は事前にシナリオが固まっていて、社長や社員もインタビューで言う「セリフ」が決まっていました。一方でカウテレビの取材は、「ありのままの会社の姿」を一週間くらい密着取材してくれました。その結果「シナリオありき」ではなく「会社の姿」が伝わる番組に仕上がりました。シナリオが無かったことで、社長や社員が日頃考えていることがそのままインタビューで出ていました。会社として大事にしていること、譲れないもの、想いが伝わりました。また、カウテレビのスタッフが早朝の「競り」にも同行してくれて、数日間はまるでアキラ水産の「社員」のように過ごしてくれたことにも、心から感謝しています。
◆カウテレビに望むことは?
今回の映像は「飾りの無い会社の姿」を撮って頂きました。福岡は特に中小企業が多く、色々なお付き合いもあるので、他社にも密着取材をしてもらって、私たちの知らない・見たことない姿を見てみたいですね。数値化されない企業の姿が映像で見えるようになるのは本当にいい事だと思います。
- シナリオが無いことがいい
- ありのままの姿から、「こういう会社です」と結果的に分かる
- 想いが色々なところに出ている
- アットホームな雰囲気が出ている
元吉賢司
カメラマン/ディレクター
福岡市民の台所を支えるアキラ水産さん。初めて魚市場に潜入し、競りの様子を取材しました。午前3時から競りがスタートするということもあり、私たちの日常生活では見ることができない「非日常」がそこにありました。まるで戦場のような男たちの競りの様子は必見です。
また今回の映像では、「アキラの歴史と想いをまとめて次世代に伝えよう」という目的がありました。そのため、福岡市内や朝倉市などの史跡を取材し、同社の歴史紹介に力を入れました。
- 取材協力:
- 株式会社アキラ水産
- 株式会社コウトク水産
- 株式会社安部水産
- 株式会社一心
- 株式会社アキラトータルプランニング
- 企画構成 : 高橋康徳
- 取材調整 : 大滝美代子
- 撮影編集 : 元吉賢司
- 音響MA : 後庵光貴
年間150本以上の番組を制作しております。(2012年度実績)