その他ドキュメント映像
IRで高い価値を伝えたい
解決!個人投資家が気にする「社風」が伝わった
イフジ産業株式会社様
福岡に本社を置くイフジ産業株式会社。独立系の「液卵」メーカーとして日本一のシェアを誇る上場企業です。
「液卵」とは液状の加工卵のことで、パン、たこ焼き、かまぼこ、茶碗蒸し、ケーキといった、普段私たちが口にする様々な食品に使用されていますが、消費者である私たちの目に触れることはほとんどありません。
イフジ産業では業界を牽引するリーダーとして、卵の需給バランスをとる役割も果たしています。夏場と冬場で需給バランスの崩れる卵市場で、安定的に国内に卵を流通させる工夫とは?
日本の食の現場を支える裏舞台に密着取材してきました。
日本人の食にとって欠かせない存在”卵”。その裏舞台であるBtoBビジネスの現場で活躍するスタッフの姿や、
会社の姿勢・大切にしている想い、取引先から信頼される様子を取材し、映像を制作しました。
BtoBビジネスにおいて、会社の魅力を広く社会に伝えるのは大変なこと。
・価格競争に巻き込まれない付加価値を提供したい
・単なる取引業者としてではなくパートナーとして付き合いたい
今回は”BtoBビジネスにおいて、会社の魅力を伝える映像事例”を実際の企業担当者の声と、
制作担当者の制作ポイントを踏まえてお伝えします。
「私どもが解っているようで解っていない部分を炙り出してくれました。」
イフジ産業株式会社 藤井宗徳社長
イフジ産業様では、取材された動画を、IR・PR強化の一環として活用されています。
IR担当である専務に、実際に動画を使った感想を伺ったところ、当初想定していなかった”思わぬ効果”があったといいます。営業マンに現れた効果とは、経営者が気付いた自社の新たな魅力とは?
- 表面的にしか見えないことも、私どもからの視点、お客様からの視点で超客観的に会社の価値を炙り出してくれた
- 動画によって自社の事が可視化できた
- 会社の多面性・多様性、私どもが気づかない部分も表現してくれた
- 自社の強みが再認識でき、頭の中を整理できた
- 新卒者に対し、事業内容、会社の雰囲気、先輩の働き方などをダイレクトに伝えることができる
- IRで、個人投資家様の場合、会社の風土や雰囲気を気にする方が多く、ビデオの活用でより深く理解してもらえる
元吉 賢司
カメラマン/制作チーフ
最新の設備が整っている大阪の工場に潜入しました。
事前に「とてつもないスピードで卵を割る機械がある」と言う情報を入手していた為、スパースローカメラを持ち込み、卵が一つ一つ正確に割られている様子をリアルに表現しました。
BtoBビジネスに限らず、会社の魅力や優れたスペック情報を、会社の方自身が説明してしまうと”手前味噌”になり、リアルさが表現できません。結果的に視聴者に対して”魅力が伝わらない=むしろ逆効果”な情報発信となってしまうので、客観的に会社の魅力を表現するために、クライアントさんや取引業者の方々にコメントを依頼しました。また、スタッフさんの働き甲斐をインタビューする際に、カメラがいざ回ると皆さん緊張されてしまうので、自然な雰囲気で収録が出来るように、笑顔は欠かしません。
それでも、ファインダー越しには、ぽろっと本音が出る瞬間の表情の変化を逃さないよう、神経を研ぎ澄ましています。
- 取材協力:
- イフジ産業株式会社様
- 株式会社霧島エッグ様
- 五洋食品産業株式会社様
- パティスリービヨンド様
- ビアードパパの作りたて工房様
- 企画構成 : 高橋康徳
- 取材調整 : 自覚拓道
- 撮影編集 : 田中俊輔、元吉賢司
- 音響MA : 小川雅裕
年間150本以上の番組を制作しております。(2012年度実績)